こんにちは!あずです(^^)/
今回は私が育った環境について書いていこうと思います。
ちょっと重いところもあるかもしれませんが、こんな過去があるからこその今の私って思っているので全く悲観的では無いです(*^^*)
自己紹介のひとつとして読んでいただけたらと思います。
貧乏大家族
私は両親と姉、兄×複数…がいてまあまあの大家族で育ちました。
経済的にはハッキリ言って貧乏な家庭でした(;^ω^)
今はあまり無いトタン屋根の古い借家が住まい。
大雨の日はトタン屋根に叩きつける雨音で家族の声が聞きとりにくいという、そんな家(住んだことない人には想像つかないでしょ?笑)
あ、でもあの音はリラクゼーション効果はあったかも?笑
父は大工、母は肉屋で働き兄は早いうちから新聞配達をして家計を助けているような暮らしをしてました。
母はフルタイム勤務をしながら帰ってきたら大家族の食事の用意なので大変だったと思います。
家族で協力しないと家が回らなかったので、洗濯や食器洗い・炊飯・おつかいなんかは小3くらいから私の仕事でした。それまでは姉がやっていました。
私が家事を出来るようになった頃、姉は高校生くらいなのでアルバイトをして家計を助ける役割をしていました。
あの頃はまだこういう家庭は普通だったのかな?と思ったりしますが、当時を知る親戚の中には子供なのに家事をさせられていて私の事を可哀相だと思ってたと後になって言ってくる人もいました。
子供にとっての最初の社会は家族ですから、はじめからそういうものだと思っていたので家事をすることに反発心は無かったですけど…。
今の娘ちゃんの暮らしと自分の幼少時を比べちゃったら、娘ちゃんが羨ましくはなります(笑)
まあ、私の母親世代なんかは子供時代から家業の一端を担っていたりしてたと聞くので…時代が違うし比較は無意味ですね(;^ω^)
あ、でも姉と私だけ家事をやって兄達は免除されている事には不満を言いましたがこれもまた時代なのか男の子はやらないものというのが母の考え方でした。
父の酒癖の悪さに苦悩
父親が酒乱でですね(;^ω^)
普段家では呑まないんですが、たまに外に呑みに誘われて出ていくんですよ。
その夜が恐怖でした。
夜中に帰ってきてドアをバンバン叩き、騒ぎ、暴れる。
子供達は別室にかくまって父と母が言い合いをしたりする声を聞きながらいつの間にか私は寝てしまっているのですが、翌朝起きて寝室を出たらもうそこは足の踏み場もないほどの荒地。
食器や窓が割れてたりと暴れた痕があってぐちゃぐちゃで。
裸足だと危ないので家の中で靴を履いて朝食をとり学校へ行く準備をするという…( ゚Д゚)
なのでうちの食器は揃っている物がなく、柄や大きさがバラバラの物ばかりでした。
小学校高学年くらいになると何で母はこんな思いをさせられても父と離婚しないんだろう?と疑問でした。
(大人になって母に聞いたら、今みたく母子家庭に対しての手当なんかも充分では無く一人で子供全員を養う自信が無く…離婚しなかったのは経済的理由が一番大きかったとのこと)
それにお酒の事以外では仕事も真面目だし、優しかったから許せていたそうです。あんた達の為に我慢した!と言うような母でなくて良かったです。
私的には母を悩ませる父なのであまり好きではありませんでした。
病気をしてからは父は全くお酒を呑まなくなったので、その頃には夫婦仲良くやってました。
母は我慢して父とやってきて良かったと言ってましたが、それを聞く私は複雑でしたね。
なぜなら…
姉と私にはトラウマ・兄は?
姉と私はそんなバイオレンスな幼少時代を経験して、全く同じような後遺症があります。
誰かの荒げた声などを聞くと怖くて身構えて、心臓がバクバク・身体がガタガタと震えてしまってひどい時には過呼吸になり涙が止まらなくなります。
もし現在だったら完全に面前DVに当てはまるんでしょうね。
それだけが原因かは分かりませんが、私は普通に話す時の声が大きい人も苦手です(;^ω^)
小3の頃、一度酔った状態の父に反抗した私に父が怒り顔を踏みつけられた事もありました(これは虐待ですね)思い出すとつらいので忘れようと努力していますがなかなか…。
まあこんな酷い事はその1度きりではありましたが、ショックが強すぎて深い傷になってます。
本当に罪なことをしてくれた父だなと思います。
ずっとずっと嫌いでしたが、大人になるにつれて氷を解かしていくように少しづつ父を許していこうと努力している感じです。
人を嫌う(憎む)気持ちは自分の心に影を落とします。
今は父に感謝の気持ちを少しは持てるようになれて、何より私自身が楽になりました。
父も頑張って働いて家族を養ってくれていました。考えてみたら父親が自身の為にお金を使ったりってほとんど無かった気がします。とても質素な人でした。
家族の為に働く、良いところもあった父だと今は思います。
あんなに暴れてたのは何か不満を抱えていたのかな?他界しているので今となっては謎です。
兄達とはこういう話をしたことが無いのでどう思っていたのか分かりませんが、兄達は中学生くらいから父に力負けしなかったので私たちのようにトラウマになってる感じは無いですね。
逆に酔った父と腕相撲したり、持ち上げて部屋に連れていく役割をして母を助けてました。
男同士何か分かり合えるものなんでしょうかね(;^ω^)とりあえず兄達は父のようなひどい酒癖は無いので良かったです。
子供は親を選べない
大人になり自分の中で色々と消化できるようになって、感情に折り合いをつけたので過去の事は整理できています。
が、もしまた生まれ変わって同じ家庭に生まれたいかと問われると正直う~ん…(;^ω^)
母は昔から大好きでしたけど、暮らし的にやっぱりもうちょっと安心安全な家庭が良かったかな(笑)
この経験を生かして娘ちゃんが大人になった時に、両親揃っている家庭では無くても
この家に生まれてきて良かった!
って心から答えてもらえる居場所にしたいと思います。
娘が不便を感じないようにこれからも頑張ります。
最後まで読んでいただきありがとうございました☆
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